輪島で 天然漆 を用い
漆の美しさ を活かし
輪島うるし珠を手塗りしています
Yahoo!ニュースに出ました!
展示会デザイナー竹村さんのドキュメンタリーに!
空間をデザインする建築デザイナーであり、ヒトとヒトを繋ぐ人生のデザイナーでもあり、とても素敵な内容になっています。
惑星シリーズが進化
ネックレス MY PLANET
出展のご案内
能登半島地震に伴い、工房が全壊致しましたが、石川県産業創出支援機構(ISICO) ブースから再スタート致します。 復興を願い「うるし珠」 の可能性にチャレンジ!是非ご覧ください。
2024年東京インターナショナルギフトショー
第16回LIFE×DESIGN秋2024に出展致します
日時 9月4.5.6日
会場 東京ビックサイト
西展示場 西2ホール
実際の商品を手に取ってご覧になれます、是非是非お立ち寄り下さい。
スーパーペンギン総合ブロデュース 「 JAPAN SHOP 店舗総合見本市」で頂きました!
たくさんの応援メッセージ
令和6年 能登半島地震
元日16時10分能登半島地震で被災。
地響音と共に激しい揺れ、柱が捩れ裂ける音、ひょっとしたら?と覚悟しました。揺れが治まり頭上に天井板?二階が落ちてきたのだと状況把握。瓦礫をかき分け脱出、裸足で瓦やガラスが散乱する道路を歩きました。
避難所への途中、「中に家族がいるの!誰か助けて」「お母さん、お母さん、頑張って」悲壮な声。黙視して無言のまま歩き過ぎる自分が無性に虚しかった、地球エネルギーの前にひとは何もできない、罪悪感と無力感。まさに地獄そのものでした。
後日家に足を運ぶと、もう救助隊が活動していました。背中に兵庫県警、やはり被災経験ある県の対応は素早く驚きと感謝。避難所では大阪府職員さんがお世話に。全国各地から多くの支援をいただき、家全壊で涙は出ませんでしたが、心温まる皆さんの行為に涙、涙でした。「人」という文字の意味を再認識いたしました。
長い長い年月をかけ培ってきた大切なモノが、僅か数分で消滅。まだ現実を受け入れられません。
避難所で朝市の友人から、「すべて灰になって何もなくなっちゃった」と聞き二人で泣きました。
瓦礫の中に散らばる、漆や道具、作業途中の珠、気がつくと1つ1つ拾い集めていました。まだ私には、拾えるものがあるのだ!「危ないですよ」と声をかけられましたが、やはり私にはこれしかないかな。
「先は見えないけど、これしかない,やり続ける」そう決めました。
「頑張って」「応援してる」業者の方々や友人の方々たくさんの励ましのお言葉頂きました。
伝統工芸輪島塗は、漆器需要が減り、職人の高齢化、後継者不足と多くの問題を抱えています。今回でまた拍車が掛かるのは必然です。
どうか皆さんのお力が必要です、応援してください。頑張ります。
<お知らせ>
3月22日より、あなたの知らない Made in Japan と出会える場所「BECOS」にて、商品の販売を開始。
掲載商品は下記よりご確認ください。
【日本語版】升井彩 本乾漆のブランドページはこちら
(https://www.thebecos.com/collections/masuisai)
※海外への発送も可能です。
【グローバル版】升井彩 本乾漆のブランドページはこちら
(https://en.thebecos.com/collections/masuisai)
※英語、イタリア語、繁体字、韓国語、タイ語、ベトナム語に対応し、世界中へ発送が可能です。
<「BECOS(https://www.thebecos.com/)」とは?>
「作り手の技術」と「こだわり・想い」が真に融合した Made in Japan ブランドだけを厳選したメディアコマース&ECプラットフォームです。
世界中の方々に新しい発見と感動体験をお届けするために、ものづくりの現場とお客様の架け橋となります。
運営会社:株式会社KAZAANA(https://kazaana.co.jp/)
輪島うるし珠 アクセサリーへの思い
升井彩 本乾漆の製作する輪島うるし珠アクセサリーは、生きるための生活必需品ではありませんが、日常のストレスの中、職人の手で作り上げた漆のぬくもりのあるアクセサリーを身に着けることで少しでもヒトのこころを癒し和ますお手伝いができればと思っています。
身に着ける方の気持ちに寄り添い、少しでも幸せを感じていただけるモノでありたいそう願っています。
漆について
升井彩 本乾漆で製作する輪島うるし塗りアクセサリーはすべて天然漆を使用しており,合成塗料は不使用です。
天然漆についてご説明いたします。
①漆の木について
天然漆はアジア地域に生育するウルシ科の落葉高木から採取される樹液です。採取方法として1年間で採取して伐採(萌芽更新のため)する方法と数年かけて採取する方法があります。
②漆の採取量
どちらも採取できる漆の量はごく僅かです。また、日本国内で採取される生産量も少なく、ほぼ中国からの輸入に頼っていますが、その量も年々減少しており、天然漆はとても貴重な自然の塗料になります。近年環境やヒトの健康に安全安心な塗料として注目されています。
③漆のかぶれについて
「漆はかぶれる」という不安を持つ方がいらっしゃいます。漆の木は敵に攻撃され傷つけられると身を守るためにかぶれる成分(ウルシオール)を出し敵を撃退します。
その後液は硬化して表面を保護するメカニズムになっています。漆は適度の温度・湿度の環境下で充分な乾燥を行うと完全硬化し、かぶれることはありません。
④漆のアレルギー対応
升井彩 本乾漆では、漆が完全硬化するまで、適度の環境と充分な時間をかけ乾かしておりますのでご安心ください。また直接肌に触れるものに関しては、クリアコーティングを施します。ただ過度のアレルギー体質の方はアレルギー反応を起こす場合がございます。
升井彩 本乾漆について
石川県輪島市で輪島塗加工を自宅工房で行っています。
① 輪島塗は分業制
輪島塗は分業制になっており、升井彩 本乾漆は、塗物の最後の艶上げ加工(呂色加工)を専門としております。どんなに技術が進んでも光沢を出す最良の道具は、人間の手になります。手の指や手のひらで磨き上げて美しい光沢を出します。
② 一貫したモノつくり
塗物の製造を点ではなく線でとらえることが、良いモノつくりと考え石川県立輪島漆芸技術研修所で一貫したモノつくりを学びました。
③ 漆の艶色をアクセサリーに
また呂色加工によって生み出された美しい漆の艶色をアクセサリーに活かせないだろうかと、木の珠に漆刷毛で丁寧に手塗りして加工しています。漆といえば、黒色、赤色がベーシックですが、ピンク、ブルー、パープルなどいろんな色にも取り組んでいます。
おやくそく
① 輪島塗の技術を活かした手仕事
豊かな四季に恵まれた日本の風土と日本人の美意識から数多の伝統工芸が生まれました。工芸王国の石川県輪島には輪島塗があります。伝統の職人技を次世代へ継承する、とても大切なことです。さりとて時代によってひとのニーズは変化する、昔のままのモノつくりには限界があります。
輪島塗の技術を活かしつつ新しいアイデアと感性で、いまのニーズに応えられる手仕事へ,それが輪島うるし珠です。
② 漆も素材も天然モノ用いてよりナチュラルに
漆は大地が育んだヒトや環境に優しい自然の塗料です。自然から生まれたものは自然に還る、大地の恵みに感謝しヒトの手仕事で新しい形に仕上げたものに対してつくる責任があります。ヒトの健康に害を及ぼさない、地球環境を壊さないを心掛けています。
③ 漆の新しい可能性を探求し続ける
「木に漆を塗る」それが漆文化の始まりでした。耐久性、審美性の観点から先人の知恵が精錬や加工技術を進め陶磁器、ガラス、石、樹脂など様々なモノに塗られています。
新しく真珠核に輪島塗の技術を活かし天然漆を塗り重ねることはできないだろうか!チャレンジを始めました。今でいいではなく,今でいいのかと問いかけ続けることが新しい創造への足掛かりとなる、そう思っています。
木と漆
木のうるし珠は、素地に堅い素材を使用しています。輪島塗は本来100以上の工程を施すと規定がありますが、升井彩 本乾漆の木のうるし珠は、輪島塗の技術を活かしかつお求めやすい価格の提供をめざし製造加工しています。
素地
黒檀・楓等サイズ
約 6 ~ 20 mm形状
セミラウンド色
赤、黒、白、ピンク、黄色、黄緑 、緑、空色、青、紫、うるみ(特別色はご相談ください。)製品
装身具(ピアス、イヤリング、ネックレス、ブレスレット、ヘアクセサリー)念珠
真珠核と漆
真珠核のうるし珠は素地に真珠核を使用しています。真珠核は、素材が固く吸い込みも少ない為、漆塗りの素材として非常に適しております。また仕上げにクリアコーティング加工を施しています。
素地
真珠核(天然貝)穴径
約 0.7mm (両穴、片穴)サイズ
約5~10mm形状
ラウンド色
赤(赤を主体としています。両穴、片穴、サイズ、色はご相談ください)製品
装身具(ピアス、イヤリング、ネックレス)
うるし珠加工技法
真塗
表面に上塗漆を塗り仕上げた塗り。
銀地塗
純銀粉を蒔き色漆を塗りこみ研ぎ出した技法。
加飾塗
漆でらせん模様を描き、純銀粉を蒔いた技法。
漆で模様を付け、金属粉を蒔いた技法。
漆を塗り、金箔銀箔を貼る技法。